ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

スズライト3、エレナ

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エレナ、4/12誕

想いを封じ

幼きエレナは、昔馴染みの男女2人と毎日を楽しく過ごしていた。大好きな親友と、それとは違う特別な「大好き」を密かに抱いていた男の子の2人。しかし、彼の告げた一言で彼女の世界は一変する。

男の子が告白したのは、エレナではなく彼女の親友へ向けた恋慕。時を同じくして、彼女が男の子に惹かれていることも知ってしまったエレナ。葛藤の末彼女は自分の想いに固く鍵をかけて閉ざすと、2人の架け橋となる道をとった。それが「おせっかい」の始まりだった。

失恋の苦さを知るから

元より魔法について深く学びたく思っていたため、進学先はスズライト魔法学校と決めていた。2人と別になったことは好都合だった。そこで、彼女は魔法の勉強と人々の恋愛成就に力を注ぐ。

結ばれたいという願いの切実さも、実らなかった苦しさも知る彼女は、同じ思いを味わう人が少しでもいなくなるように尽くした。その本心は悟られぬよう、道化じみた軽い態度で茶化すように。恋をすることはなかった。

年下の少年

クラスメイト・ルベリーと仲良くなったことをきっかけに、彼女の弟であるライールから悩み相談を受けるようになる。彼と何度も会話するうちに、エレナは自らの過去を初めて人に話していた。

話を聞いたライールの困ったような顔、言葉を発しかけてつぐんだ口に笑い、変わらぬ調子で自嘲の言葉をさらりと言ってのける。沈み、揺れた心も、この翌日にはまるで何事も無かったかのように戻っていた。

大がかりなおせっかいと

妹のような転入生と、からかいがいのある元同級生が付き合い始めたこと、遠距離恋愛になるということを聞き付けたエレナ。進学先で彼らの為に何かできることを考えようと、自然に彼女は考える。そしてそれを動機とした発明は将来、魔法を用いて遠くに住む人にも声を届けられる通話機器としてスズライト国内で売り出されることになるのだった。

しかし、彼女自身の心にかかった鍵が解かれるのは未だ先の話。

 

・ゴシップ大好き

過去のトラウマ反動を差し引いても、元から恋バナを筆頭としてゴシップ騒ぎは好き。普段からも決して演技などはしておらず、素である。趣味でもあり特技でもある占いとおまじないを駆使して、全力で首を突っ込む。

・根は真面目

学びへの姿勢はとても熱心なもので、放課後は個人的にパルティナから指導を受けている。成績も優秀である。

・雷が苦手

怖いもの知らずを豪語する彼女だが、雷だけは音も光も駄目。雷雨の間は、常日頃の様子が嘘のように涙目でしおらしくなる。