痛快娯楽復讐劇!
先日見終えたので内容込みで感想書いていきます。ロボットアニメで初めから通して見たのは初めてです
飛ばせないOPとED
2話で初OP流れたとき、別のアニメ録画してしまったのかと焦りましたw まさか太鼓とは思わなかった…
最初:新キャラ登場のたびにシルエット解禁する形式か。これで一発キャラかどうか区別できるな
13話以降:ガドヴェドが真っ黒に…!! 倒すたびにこうして消えていくのか…まさか味方サイドも死ぬのか…?
終盤:同イラストのまま映像変えてきただと…!?
(例外25話:レイ兄さーん!!)
そんなこんなで結局最後まで全部見てしまった、OPだけでこんなに盛り上がったのは初めてだ。歌詞すら無いのに
EDも映像ちらほら変わるし、哀愁漂う音楽がヴァンに合ってる気がして毎回見てた。英語歌詞も日本語に訳したらストーリーに沿うのだろうか。入り方も素敵だった
縁の下の力任せヴァン
本人あの調子でエレナ一筋なのにユキコさん以外の女性メンバーから好意持たれてるというw
カルメンはどういう経緯でエレナのこと知ったのか、というのが気になるんだけど結婚式時点でもう既に2人と面識あったのかな? そもそも彼女の元に流れ着くまでのヴァンがどう生きてたのかも知らないけど
ヴァンは主人公というよりどことなくヒーローっぽい。いや同じ意味で言い方違うだけなんだけども、遅れて肝心なタイミングにやってきたり用が片付けばすぐ帰ったりする辺り古典的ヒーローと言った方がイメージ近くて。ウェンディ自体もヒーローだと呼んでるからな
ラングレン兄弟
この兄弟は裏主人公とも言えるのでは。最初のKYっぷりどこ行ったのジョシュア…元から熱血で主人公気質の片鱗はあったけど、ダン回復&宇宙放浪間の彼が技術的に強キャラすぎて。そして24話最後の叫びが悲痛すぎて…
タイトルの「ガン」ってウェンディのことだと思ってたけど、終盤の展開を見るにレイでも十分当てはまるのでは。ヴァン&ウェンディは「組」でヴァン&レイは「対」と言ったところ? ガンマンルックスで銃っぽい剣所持←→侍ルックスで刀っぽい銃所持とはよくできてる
私の知る作品には何故か結構高い割合でcv.櫻井がいるのですが(清麿、弥三郎、アスベル、ワルター、ジャーファル、一宮兄)、知る中でレイが1番良かったと思います。というか最終的に作中男性キャラで1番気に入ったような( ’-`)第一印象は怖い人だった…でもその話中には既にそれだけじゃなさそうだと感じたし、ジョシュア登場回で確信したし、初めから気にしてはいたのかも
そういえばジョシュアとウェンディにほんのり建ってた気がするフラグはどうなった。
エルドラチーム
わざわざ死亡フラグ口にしたからほんと不安だったけど生き延びてくれて良かったー! プリシラは死ぬ理由ないと信じてたけど、正直爺さんたちは8割方身代わりか何かで死ぬと思ってたよー!(´▽`;)
初登場時からエルドラチーム気に入ってて、再登場期待してたら忘れた頃に本当に来たからびっくりw 酔いどれだけど格好いいジジイたち。確かに彼らは英雄だよ。男性ではお気に入りがレイとさっき言ったが彼らも捨てがたい
オリジナル7の方々
割と扱いの差が大きかった。カロッサメリッサのかませ犬感よ…まあ彼らによってレイ死亡の色が濃くなったというのはあるが…
意外と出生の詳細とか語られなくて、疑問が残るところも。主にウーさん。後で何か言われるどころか一切出てこなくなってしまった。登場時は武者気質で冷静沈着な人かと思ったが、違ってたな…。
後にネタバレ読んでて、カギ爪の実子だということを見落としていたことが発覚。そういえば一瞬回想に出てきたあの父親、ちゃんと顔見てないわ。母しか見てなかった。後にまた1話から見るつもりなので次は注意して見よう
ファサリナさんも登場頻度の高さの割には、その背景ほとんど話されてない気が。なんとなく推測はできるけど(後にネタバレ読みryこっちは合ってました)。目つきからして、ぶっ壊れな本性を温和な顔で隠してるのだと思ってた。そんなことはなく常に素顔だったようだけど。二大お色気ペア()の終着点が意外でした
ウェンディとカルメンさん
ウェンディは自分が信じるままに正しいことを言ってるんだけど、カルメンからしてみれば聞きたくないような綺麗事でしかないわけで。それで何度か小さな衝突起きてたから気になってたけど、最終的には心配してたこと何も起きず姉妹みたいだった。良かった。カルメンさんはいい女。女性キャラでは1番好きかもしれません
あまりにも純粋で正義感が強いから、いつかウェンディ鬱方面に倒れないかと不安だったんだけど終始自分の意志で立ち続けたね。あの幼さにしてはメンタル強すぎる
ミハエル
兄さんの育て方があって、ああ成長したのだろうか。彼は彼で敵サイドから見た主人公だったな、思い悩んでる回とかまさに。一人称「私」の堅い口調に変わってから違和感がずっとあって、最後ウェンディに話す口調が戻ってたのには何となくほっとした。生死不明な感じだけど、生きてたとしても妹のところには戻ってなさそう?
最初に顔が出たとき女性かと思ったのは内緒だ!
カメオとエピローグ
なんか思い返せば意外と活躍してないですか彼。レースと水着回は笑わせてもらいました
エピローグにてでかくなりすぎじゃないですか彼。扉開けていきなり顔合わせたら亀嫌いでなくてもビビるわw
予告の形態がそのまま作中に繋がるってだけでもいいのに、まさか冒頭のナレーションまで拾うのか! 最終話EDクレジット見て驚愕したよ。そりゃ伏線回収凄いと言われるわけだ
カギ爪の男
呼びづらいことこの上ないよ! でも決して同志とは呼ばん!
ひたすらに悪意はないんだろうなあ…エレナやシノを殺したのも計画そのものも。サウダーデ回で見た無自覚殺人と同じ流れで何度人を殺したのだろうか。あの爪、何かカバー付けるなりして殺傷力なくせよ! それだけでも多くの悲劇回避できたんじゃないかな!
過去の事件詳細もよくわからんけど多分それ以前はちょっと、もうちょっとはまともな人だったんじゃないかなあ…。悲しみとか怒りとかを無意識のうちに無理矢理押し込めてるんじゃないか、そう疑いたくもなるくらい明るすぎ・ポジティブすぎでは。控えめに言って気持ち悪かったです。でも実際話せば私も洗脳されそうだ、ほんとただの善人に見える。
彼の飼い犬?はミステリアスだったなあ…ちょっと不気味だというのが素直な感想だが
復讐は何も生みませんよ
その考えも私はまあわかるし、そっちの意見に近いけど。でも別に復讐一辺倒でやりきった話があってもいいんじゃないだろうか。それで本人に後悔も虚しさもないなら。
復讐は何かを生み出すんじゃなくて、当人のわだかまりを消すものだと思う。その結果空虚になることが多いものだという風に考えてるが、如何だろう。7話の人みたいに復讐という手段を捨てて、ゆっくり溶かすように忘れていけばそのギャップが発生しないという話。
私利私欲やら個人的な恨みつらみ逆恨みやらで殺される側はたまったもんじゃないけど、カギ爪の場合は何とも。彼がちゃんと見ていた命、あと計画の頓挫とか抜きで彼の死を惜しみ悲しむ人はあの組織にいたのかな
あ、後者はファサリナさんなら可能性あるか。
海、サイッコー
カwwwwwイwwwwwジwwwwwww
いつか絶対また出てくるだろこいつ、とは思ってたがそのタイミングは予想外だよ! そんな大トリかよお前! 水着王国夫婦まで同じ画面にいると濃さが更に増すからやめろw
某所で変人の巣窟アニメとか言われててワロタw まあその通りではあるなw
最後までずっと引き込まれた話でした。感動してボロボロ感涙にむせぶようなタイプではなく、胸が詰まって目が離せなくなるタイプ。24話だけは泣いてしまったが
ずっと飽きずにとても楽しく見ました、凄く良かった。初ロボアニメがこれというのはなかなかいいんじゃないかな
今から探しても小説版とかドラマCDとか手に入るだろうか…?