多忙ですが生きてます。
今度は一般小説。ただし知識源はラノベ、"文学少女"シリーズの短編に使われていたところから。挿話集3に収録されてます
(が、だからといって3巻だけいきなり買って読んではいけませんよ!"文学少女"シリーズは必ず刊行順に!!)
私が読んだのは、かつてセルフボツになったという幻の第四部を加えた物です。訳者が誰かはメモるの忘れました。図書館内で見つけて読んだものなので、また行ったときに確認したら追記します
パイロット経験のある著者だというのが、開始数ページでダイレクトに伝わってきました。実際に飛んだことがないと書けないだろうっていう表現ばかりで、いきいき鮮やか。こういうの見ると原文も気になります。思うだけですけどね
前に遠子先輩から聞いていた通り、ページ数全体の半分にも満たないところから話の雰囲気が変わっていきます。一部と四部を見比べると、一見同じ話とは思えません。
後半はもう「…カ、カモ…メ…?」と別世界の境地に至っていました。話の本質がそこじゃないのはわかっちゃいますが。それに、そういうぶっ飛んだ設定は結構好きですよ。30代くらいになってから読み返してみたいです。