ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

優しいRPG

『UNDERTALE』vita版買って、無事にエンディングまで1度到達しました。最初の方は当たり障りのない感想を述べますのでご心配なく。

全体通して思った1番大きな感想は、「いったい誰を、何を信じればいいのか?」1周だけではやり尽くした感がないです。

 

久しぶりにあらゆる情報を極力断ち切った状態で初見プレイした今回。オリジナル英語版も非公式パッチ版も全く見ていません。

結論、右も左もわからない状態でプレイできて本当に良かった!! 手探りで進むドキドキ感が味わえました。会話も豊富で楽しい。本当にこの選択で良かったのかな、と思うことがいくつもあります。

ゲームだからこその演出が盛り沢山でわくわくしました。ここまでやるのは初めて見た気がするわ。敵弾で感情やキャラクターを表現するのも素敵。そんなことできるんだなって、正直言って弾幕ゲー見直しました

ゲームシステムがストーリーにも組み込まれるのっていいよねー楽しいよねー

 

 

以下はもう少し踏み込んだ話になるので、すみませんが未プレイ者お断りさせてください。いや本当に。無の状態で実際に手に取って遊ぶべき。

関連して、MOTHERの話も割と思いっきり入ってますので注意願います。MOTHERもまっさらの状態で遊ぶことを強く強く推奨する作品なので。

長いです。

 

 

 

 

 

 

 

自分に正直な選択をして進んだ結果の、初プレイ1周目の記録。

  • 最終LV.3/EXP35
  • 倒したボス級モンスターはアルティメット花(ネーミング適当)のみ
  • 最後までゆきだまを連れて

私はシューティングとか避けたりとかが下手っぴだという自覚があります。だから初見で不殺は無理だろうと買う前から思ってて、最初のボス戦が予想できたところで「とりあえず2、3レベルを上げてHP増やしておこう」と考えました。

ダメージ与えて倒さないとLVもステータスも上がらないんだな、ってシステム確認の面もあったんです、説明書無かったから。決して面白半分で殺めたわけじゃないんです。

平和的解決の手段を試した後だったので、罪悪感が半端なかった。結局、遺跡内でしかEXP入れませんでした。後はアイテムで乗り切った。

そのせいかアンダインから向けられる敵愾心がいまいちピンと来ないことに。遺跡出てからは誰1人として倒してないんですがそれは…

それと、遺跡出て最初のエリアでいきなり隠しカメラを見つけてしまって「!?用意周到ママ!?」と勘違い。でもかなりびっくりしました。隠しカメラ、全エリアにあるんでしょうか。見つからないエリアが結構あります。探索癖があるんで、ちょいちょい発見はしたんですが

 

負けイベントが細かく用意されてるっぽい? 全ボス最低1つはあるのか? パピルス戦2回負けて、2回とも台詞が違ったからまだバリエーションありそうな予感。

アルティメット花は途中から飽きて放置して携帯いじってたので、台詞が変わらなくなるまで行ってしまいました。続くとはw 畳み掛けるような面白い演出でしたが、小さい頃に見てたらトラウマになっただろうなこれ。

今まで見てきて最も怖かったラスボスは、MOTHER2のギーグが未だに不動かつぶっちぎりの1位(まあギーグ以上に恐ろしい奴なんて出会いたくないから塗り替えられなくて結構ですが!)。一方、今回の奴は趣味が悪い部門1位に君臨されました。

花については、地下世界で明確な悪意を持ってるのってあいつしかいなさそうだよなー忘れた頃にやってくる系だろうなーと予想してました。何となく、紙マリオWiiのディメーンを思い出した。あんな変貌するとは思いませんでしたが

 

多くのイベント・台詞がMOTHERシリーズを彷彿とさせるのは、単に私の思い込みでしょうか? まずOPムービーの山と21XX年ってのが完全に初代オマージュでは…? そのホーリーローリーマウンテンにも更にモデルがあるわけだけども

「(ニコニコ)」はバーガー屋の店員さん、装備するときのピコッという効果音、ピザ屋への電話注文、縞模様の服→子供、スノーウッド寄宿舎を抜け出す際のトニーのような行動(踏み台+友情)、近づくと姿を現すお化け、ちゃぶだいらしき走り方の乗り物、大塩平八郎ポジションのオチ担当ボブ、等々、書いてみると本当に沢山ありました。

ピアノではエイトメロディースの1小節目を奏でることが可能でしたよ。オカリナじゃないけど、◇きこえたかい?と脳内表示された(ウォーターフェルのピアノ関連イベントはMOTHER関係なく好きです)

トリエルさんにはクイーンマリーっぽさを感じた。あながち間違ってなかった、と思う。「モンスターにも家族は〜」ってことを言われて、真っ先に頭に浮かんだのはビューン一家。でも、1番この言葉が嵌まるのはMOTHER3の1章ラストではないかな。メカドラゴ戦直後の子供ドラゴ。

MTホテルはエンパイアポーキービルに思えて仕方なかったです。バラエティ番組風イベントの数々もプチポーキー接待を思い出すし、EXと戦うマップはビル最下層のあの場所の雰囲気。

メタトン初邂逅時は、研究所ということもあってきゅうきょくキマイラの再来かとビビりました。加えて、部屋と日記を発見したときの感覚はヨクバの正体を知ったときとそっくりだった。

フィルターかかってるだけかなあ(´-`) 元々私がこのゲームに興味を持ったのも、キャッチコピーと「MOTHERっぽい」「MOTHER(等の日本のゲーム)の影響受けてる」って話を聞いたのがきっかけだったので。

反対に、MOTHERシリーズとは決定的に違うことも1つ。それは戦闘が「われにかえった」「おとなしくなった」では済まされないということ。MOTHER3作ではっきり「死亡した」とされるキャラクターって、敵キャラ含めても物凄く少ないんだよね。そういう意味では、MOTHERも優しいRPGと言えるのでは。時々死ぬよりもえげつないことするけど。

 

曲は、お化けや蜘蛛と戦う時のとアンダインのテーマが好き。キャラはパピルスが気に入った。でも曲もキャラも、1番インパクトが強かったのはメタトンでした。

MOTHER3キャラと被りまくりなところだけではなく、EXを見たときの衝撃がでかかった。実は、EXは外見だけ何度もイラストサイトで見かけて知ってたんです。そのため「お前このゲームのキャラだったのか!お前がメタトンか!」という変な驚き方になって、印象に残ってしまったw

ところで、アルフィーイチオシアニメのミュウミュウというのは、地球の未来にご奉仕する某変身ヒロイン少女漫画とは一切関係ないんですよね?w 猫耳まで一緒でしたけどw

 

姐さん&花との和解は3周目まで諦め、2周目はクズ野郎な殺戮者の道を歩む予定。しかし早くもくじけそうです。進みたくなくて緑の野菜を食べ続けてます。

特にトリエルさんとパピルスを殺したくない、とても殺したくない。こころがはりさけそう。CGコンプの為に嫁のBADENDを回収するギャルゲーマーの気持ちってこんな感じなのかね

というか上の2人を殺した場合、1周目のルートではバトルにならなかった兄ちゃんが全力で殺しにかかってくるのでは…考えると恐ろしいのですが…

虐殺の果てにハッピーエンドがあるとはとても思えない、むしろ後味悪い結末しか想像できないので、不殺&完全和解チャレンジする前に片付けるって決めてますが、ケツイぶれぶれ。頑張ります(;´д`)

「魔物とは言葉が通じない」という演出で、英語テキストにすればなんとか乗り切れる気がしないでもないですが、それじゃプレイする意味ないですしw