ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

【読了】虚空の仮面

……って書くと、知らない人には高尚な文学の印象を与えるかも?

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はい。実態はゲームの外伝小説ですね。

たまたま立ち寄った本屋で未だに新品が置いてあり、せっかくなので買ってきました。竜使いの沈黙もあったから、また今度行ったときに残ってればそっちも読みたいです。とりあえず人魔戦争の方が気になるからこちらを優先。

ちなみに、この日の帰りに買ったブラインドパッケージ缶バッジの結果はこちらになります。

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おっさんに好かれたようで見た瞬間笑ってしまった

(もっとマイナーなキャラで良かったんだよ、むしろその方が良かったんだよ…おっさんもミボも好きだけども…)

 

ドラマCDも出るほどだから評判は知ってたけど、想像を遥かに越えた良いものでした。まさか泣く羽目になろうとは。購入特典や設定資料集内の書き下ろし短編も含めて、テイルズの外伝は色々読んできたけどその中で1番良かったと言っても差し支えないです。

TOVをクリアしたのは、5年ほど前に1回のみ(PS3版)。他メディアは映画を2周しただけ。レイヴンの過去に触れるサブイベは、見たと思うけどあんまり記憶に無いです。弓だかコンパクトだかをテムザかどこかで見つけた覚えはあるけど、その後ダングレストの宿屋にイベント続いたんだっけ?

今まで再三に渡って、TOVのシナリオはあまり好きじゃないと言ってきました。でもその不満の殆どは、第三部における「主人公たちに都合が良すぎるトントン拍子のご都合主義」に集約されるので、第二部までは別にそれほどでもないです。

バクティオン〜ヘラクレスのイベントは前から好きでしたが、彼の半生を追ってきた上で見るとあまりにも重みが違いました。こうも感じ方が変わるものかと。これはレイヴンファン必見ですわ

 

元はダミュロンとキャナリのことを知りたかったのだけど、最も理解が深まった登場人物というとアレクセイだった。本編でのエステルへの仕打ちや暗躍っぷりを切り取ると「超悪い奴」なんだけど。終盤のサブイベでもちょくちょく名前出てきて、だいたいアレクセイのせいだと明らかになったし。

シュヴァーンの変化とアレクセイの変貌が見事に対称的でやるせなくなりますね。やはりラスボスでも違和感のない、テイルズのラスボスっぽい人だ。実際のラスボスはデュークなんだけど、アレクセイはダオスやビズリーに近いところがあると思う。TOVの物語の元凶は遡れば評議会の貴族面々なのでは。

本当にドンとユーリは似てる感じだね。ゲームではバルボスが指摘したんだっけか。皮肉めいた言い回しが特にそっくりで、cv.鳥海で再生しても違和感のない台詞がちらほらと。年取ったユーリ≒ドン説はありえると思います

デュークとイエガーにはまだ謎が残った。もっとイエガーに出番があると思ってたんですが、口絵に名前がなかったので早々に望みは捨てました。キャナリの恋人は彼だと見ていいのかな…?

 

2周目まだですし、最後にクリアしたのも結構前ということで、今後改めて始めれば初回プレイ時よりも楽しめるのではないかと期待できるようになりました。通常攻撃→特技→奥義の連繋もさすがにもう心配ないし。

Gでテイルズを始めてから、Gf→X→Vの順にプレイしていったので初歩的な上記の連繋すら下手くそだったんですよ(´ーωー`)

隠しダンジョンとかサブイベとか、クリア後にしかできないことだろうと適当に切り上げるかも。レイヴンに焦点当ててストーリーを追ってみたい。やけに砂漠で元気だったことを思い出して、実はかなり多くの言動にダミュロンが覗いてるんじゃないかと確かめたくなってるんです。