ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

キョロちゃん見終わり

チョコボールのマスコットキャラクターでお馴染み、キョロちゃんのアニメを全話見終わりました。

お菓子としての知名度に対して、アニメがあったことってどれくらい知られてるんだろうか?割とマイナー? いい作品だったと思うので紹介も兼ねて。大人視点で見るもよし、子供心に帰って見るもよし。

 

 

無邪気な展開の裏に確信犯的な風刺が時折混ざる、そんなタイプのアニメでした。児童向けアニメですがその実態は、親の方に意味を理解させる気満々な気がする。本来のターゲット層はアニメーションの派手さで楽しめるでしょう。ぬるぬる動くよ!リアクションも大きいよ!

とはいえ、単純なドタバタ劇や定番ネタもあり、ほっこり話、泣ける話、大人に刺さる黒さ、謎世界、意味がわかると切ない話、などなどバリエーションは豊富。まあ単純に話数自体も多いのだけど。

前までの話で出てきた設定が後になって再登場することが度々あり、丁寧だなあと思いました。パチクリ君のヌンチャクとか、「かこしまりました」とか

続きものだと初期の魔神シリーズとギロッシュシリーズ、後半のマクモーさんメイン回が好き。不思議な生き物シリーズ(?)も楽しかったです。お気に入りは雪だるまのカンタ君。というか、メンタマルちゃんがくぎゅとわかった時の衝撃よ。

この手のジャンルのアニメにおける声の使い回しは別に悪くも何ともないと思いますが、それにしてもちょっと笑えました。キョロちゃんの保護者である博士とナレーションが共通なのは分かる。しかしそこに悪党が加わるからカオス。同じ声の「キョロちゃーん」が15分の間で全く別のニュアンスにw

キョロちゃんも昔1度見たことがあるアニメで、部分的に記憶はありました。が、一番印象に残ってたのは予告担当のいさ子さんの声でしたね。BGMも結構覚えてた、というか頭に残ってた。栗コーダーカルテットさん名前覚えましたよ。多くの小学生にとって(多分)最も身近な楽器であるリコーダーが主軸っていうのがいいよね

たまに出てくる、子供がクレヨンで描いたような静止画も雰囲気にマッチしてて好きです。

 

 

途中から導入された、OP前の一言について。基本形は「〇〇県〇〇市の〇〇ちゃん、見てる?キョロちゃん始まるよー!」で、応募か何かで当たったとおぼしき人の名前を出した後に一言言います。

時に「〇〇小学校X年Y組のみんな」と主語がでかくなったり、「〇〇くんと△△ちゃん、喧嘩しないで仲良くね!」とか「〇〇さん、お仕事頑張って!」だったりとコメントが違うこともあって、何気にここを聞くのも楽しみでした。

んで、最終回はどうなるものかと期待してたら「良い子と悪い子のみんなー!」と来たよw吹いたよw

こういうストレートなキッズアニメで、わざわざ悪い子を添えるの初めて見ました( ̄∀ ̄)まあ内容が内容なので私のような大友、もとい悪い子も実際見ていたんだと思いますがw