ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

第3部13章 決意秘める光の少年

※イベントシーンのスクショがあります

 

いつものように感想まとめます、でも最初はガシャ結果から。後に色々と控えているので初回無料1回切りです。

サムネ画像で察せるかと思いますが


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どえらい引きをしました。びびった。アビス出ねえwwwなんて言ってたら初オバレが出たよ!

イオン様はキャラ仕様的に、魔鏡も鏡装も片っ端からバンバン限界突破させてCC増やすことが大前提になりそうなので相当のキャラ愛か課金がないと運用は厳しいのではないかという感じがします。私にはちょっと無理そう。他のキャラでも、連繋して秘技出したら最大CCオーバーしてしまうのが現状では大半なので

でもいずれスキルクエストはクリアしたいのでクレス道場の出番である!CC少ないなりに、練習して慣れよう!

 

いつものようにシナリオの一言感想、ネタバレ無しでまとめると

ミリーナさまーーーーーーーーーー!!!!!

イオンさまーーーーーーーーーー!!!!!

です。

以下からはもう少し詳細につらつらと。ネタバレ防止する方はここでお引き取りください。

 

 

 

 

 

 

 

さっきの叫びだけでも、やったばかりの人ならどこのことを言ってるのか概ね伝わると思いたいんですけど、あまりにもあんまりなので改めて目次代わりの雑要約。

  • 強い女ミリーナ
  • 新たな不穏ワード
  • イオン関係の情報密度たるや
  • やっぱりフィリップは死ぬのかも

そして最後におまけ程度に、唐突推しトークがくっつけてあります。3部13章の感想なのに、そこだけなぜかTOLのネタバレ注意です。

 

 

・ミリーナがすごく好きになりました

愛情表現が常にストレートで豪速球な点や察しがいいお姉さんな点やラスボス足り得る精神を持っている点(言い方に問題あり)で元々普通に好きではあったけど、それにしたって今回で急激に株が上がった。じんと来ました。

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ゲフィオンとの繋がりや受け継がれた記憶等々によってミリーナが不安定だった時期は、イクスよりも一足早く第1部後半~第2部で既に片付いてますからね。だからこそ言えることではあるんだけど、それでもこう言えるのは凄いことだし強いよ。そう思ってくれるだろうとは信じてましたけども。絶対的ヒロイン力

ここはクンツァイトも重なります。

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ルーム画面や背景を見ての通り、この台詞はノーマ参戦ハロウィンの頃に聞いて撮ってまして「それイクスにも言ってやって」ってずっと思ってました。私が勝手に背負ってた荷の1つが、今回でやっと降りた感じです。これで少しでもイクスに光明が見えればいいのですが。

思い出したようにクンツァイトの話になったので、話題はちょっと逸れますがついでに。リビングドールβがクンツァイトをベースにして設計されてると知ったとき、確かに台詞回しがめちゃくちゃそれっぽい!!と全力で頷いていたのですが、

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そこまで再現されてたとは。なんてこと。

 

・バロールの眼

わかるように言えや。の一言に尽きるw また新手の固有名詞か!って思ってしまいましたよw

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まあ、わざわざこんなこと言わせておいてまさか本当に何も無いとは思えないので、コーキス家出の理由の一端ではあるような気もします。そろそろ魔眼が疼き出すのではないですか。あの魔鏡イラストの背景ビフレストだもんなあ

ちゃんと言葉の由来を調べれば意味がわかりそうなものですが、私は解読班ではないしここも解説ブログではないので、それは他所にお任せして静かに次回以降を待ちます。あと1、2回で第3部も終章かな。そしていい加減にリヒターさんも加入するはずでしょう。ここからまたメルクリアの下へ戻ることはもうないと思うのだけど。

鏡精の中で唯一コーキスにだけ魔眼能力がある理由、何でだろう?という前々からの疑問ですが、イクスの持つ魔鏡に関係があるのかな?と思い始めました。なんか特別なやつなんでしたよね。だからゲフィオン達の計画にはイクスと彼の魔鏡が必要だった、って話あったよね。でも、代々ネーヴェ家に伝わるその魔鏡の全貌はまだ解明され切ってなかったはずでは?

 

・被験者イオン

正直、リベラのような新しいレプリカを用意してカモフラージュとして使ったんだと思ってました。前回の死体。

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こういう風に言われてしまうと、TOD2ファン的にはハロルドを疑うことはできません。うまくキャラクター配置しおってからに。根拠も十分揃ってるようだし納得はしました。でも、マジかー

心核入れ替えの真意や目的はわからず仕舞いか、とまず最初に思って、その直後にアリエッタを心配しました。こっちでもまた失ってしまうのか…その絶望と恨みはどこへ向かうのだろうか…誰が受け止めてくれるのだろうか…

それと、被験者イオンが完全に独断で単身行動してたのかどうかも定かじゃないような気がしています。誰かしらがイオンの計画に同調・加担していて、その人はまだどこかしらにいるんじゃないかという説。計画の内容自体が私にはよくわからないですけど。オリイオ様は一体何を企んでおられたのか…?

 

・導師守護役とイオン様

全公開中の過去イベントもだいぶ最近の分まで読み終わってきていて、アニス参戦のバレンタインイベントも読み終えてあります。それがまた凄く良いTOA話だったと思ったんだけど今回のメインシナリオでそのトドメを刺された感。イオン様は何もかも全てわかっていそうだなあ…。ヴィクトルに気付いたユリウスやカイルに気付いたルーティもそうだけど、頭の回る人ですから。

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章の最後にこの台詞持ってくるのはさすが、原作ライターがシナリオ担当してるだけのことはある…アニメしか見てないけど部分部分のシーンはよく覚えてますんで…。これはユーザーを的確に殺す一言

体に魔鏡を埋め込んでそこから生命力を供給される、という仕組みはレイヴンの心臓魔導器がだぶって見えました。その共通点でおっさんやリタと何か絡みがあったりしないかな。

 

で、また別の意味で問題のスキットよ。

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この3行だけで突っ込みどころ多すぎません?w

なんというか、テニプリの幸村が思い浮かびました。パワーS。譜術の才が秀でてるのは知ってますけどまさかの筋力方面でもめっちゃ強かったんですか?涼しい顔でなんてこと言ってるんですか?

結晶人2人が並んで昼寝してる図もちょっと想像つかないのだけどw クリード攻略戦シナリオや彼のスキットは読んだんですけど(その詳細な感想はまた今度)、もうそこまでわだかまり解けたの?ピクニックはまだ理解できるんだけど昼寝のイメージは全くつかない…クリード単体でも…w

 

・フィリップ関連

かなりふんわりしたイメージなんですが、フィリップは本当に最後の最後で死にそうな気がしました。多分当分は死なないです。けど、イクス&ミリーナやら鏡士とビフレストやらを取り巻く現在の物語の終わりに近いところで、体を張って何か立派なことをやり遂げて死にそうな気配を感じました。

はっきりした理由は特にないけど。だから話半分に聞いてほしいですけど。スキルクエスト(4)にて、まあ死なないんじゃない?と言っておきながらの手のひら返しが早すぎると自分でも思いますけどもw

鏡士が死んでも、鏡精は切り離されていたら死なないのかな。もしくはマークの場合ファントムやジュニアが残っていれば消えずに済むのか? メタ視点を挟めば死にそうではないんですけどね、フィリップ氏。プレイアブル参戦すれば死なない確率はグンと跳ね上がる。ソシャゲでキャラクター死亡からの永久離脱はありえないと思うなあ…

 

今回の部分で気になったのはもう1つ。フィリップというか1stイクスに対してですけど。

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自分を刺した相手に手紙出すって、何を書いたんだよ。フィリップが手紙読めなかったのはわかります、普通の反応です。それよりもイクスが手紙出してたことの方がよっぽど違和感ある行動。あの事件のことは水に流して無かったことのように振る舞おうとしていた…?

メインシナリオフルボイスにしたので第1部を読み返している最中ですが、そういえばイクスは小さい子供と接するのが苦手だって言ってましたよね。その苦手意識が1stイクスから存在するものなのかはわからないのだけど、もし同じだったとしたら、フィルのことも苦手だったかもしれないって考えられるでしょうか。

1stイクスは水晶の森での殺害未遂事件よりも前から、フィルと接することには若干の苦手意識を持っていたのでは? だから、刺される程に思われていたのだと知ってもとにかく必死で丸く収めようとして、友好的に接することを続けたのでは?

第1部読み返しはルーティ加入まで終わったところで、まだファントムがろくに喋ってないので早くそこまで行きたいですね。フィリップのことは、横にファントムを並べながら考えたいです。

 

・おまけ:やっぱりモーゼスが1番格好いいんだという、推しプレゼン短縮版

レジェンディア1番の男前にしてテイルズオブ男性キャラ1番の私の推しですが、それにしたってなんでまた急にモーゼスが出てきたのか?ってところからまず説明がいると思います。きっかけは、バルバトス関係の部分から。

今回でバルバトスの攻略戦シナリオへ追いつき、ディムロスとバルバトスがついに対峙したわけですが、私は前回の12章でバルバトスへの印象が少しプラス方面へと塗り替えられています。「自分はまだ戦える、戦いたい、という意志を見せる負傷兵」への道の示し方として、バルバトスの行った行為はある意味彼らにとって救いではあり光であるよね、と。

マークは彼らを船から降ろし戦場から遠ざけましたが、ディムロスが救世軍を率いる立場だったら、彼も負傷兵たちを戦いへ連れていくことは絶対にしなかったでしょう。ディムロスの信条は、全員生きて帰ること。自ら死にに行くようなものならば、止めるに決まってます。それも間違ってはいない、むしろ客観的にはバルバトスよりも「正しい」と評価されるであろう選択。でも、自分の意思に反して戦力外通告を受けた本人たちは心に傷を抱えてしまう。

ディムロスにもバルバトスにも確かな考えがあって、どちらが絶対に正しいかと白黒はっきり分けられるような問題じゃないですよね。ディムロスにつけば、命は守られるけれど意思は折られることになる。バルバトスにつけば、意思は汲んでもらえるけれど自分の死に構うことはできない。この2人は本当に真逆、しかもかなりの距離を隔てて対極。どっちを取っても、消化し切れないところは残ってしまう。

 

ここでやっとモーゼスが出てきます。モーゼスは、この2人の中を取った選択をする男なのです。2人の意見の違いを見ていて、そのときのことが思い浮かびました。

確かゲームではそれほどはっきり言ってなかったところだと思うので、漫画版からの引用(TOLシナリオブックが欲しい)。巻数にして4巻、ヴァーツラフに捕らえられているシャーリィとステラを助け出すため艦橋へ向かうところでの話です。ゲームなら隠れて兵をやり過ごしながら進むところですね。

漫画版の展開だと、クルザンド兵で固められている前線基地を突破しようとしているところに、モーゼスの束ねている山賊たちが現れて「自分たちがアニキの行く道を切り開く」と名乗り出てくれます。でも彼らは体中傷だらけの姿。なのでジェイは「無駄死にするだけ」と切り捨てるけど、モーゼスは彼らに任せようとします。ああ言ったジェイを掴み上げてブチ切れもする。

言い方はとてもキツかったのだけど、ジェイは山賊たちの身を案じているだけです。結局山賊たちは戦いに出るのですが、そこでジェイとモーゼスはこんな会話をしています。以下、台詞まるごと抜き出し。

 

「大切な家族なんでしょう  なんでわざわざ危険な目にあわせるんです  そんなの馬鹿のすることだ  下手したら全員死一一…」

「わかっちょる  んなこたわかっちょる! ワイもあいつらもな! ワイだってもうあんな光景はごめんじゃ…  あいつらにはついて来んなって言うちょった…  それでもここまで追っかけてきて戦いたいっちゅうんじゃ  ワイはーーあいつらの気持ちを無視するほうがイヤなんじゃ!!

ワイはあいつらにここを任せた  あいつらもワイを信じて道を開けてくれた  ワイはそれに応えるだけじゃあ!!」

 

ここでモーゼスが決断したことは、さっきの2人で言えばディムロスよりもバルバトスの方に近い考えです。だけどそれと決定的に違うのは、互いの信頼関係がとっても強いこと。決して使い捨ての駒なんかではない大事な家族で、向こうもモーゼスを本当に心から慕っているということ。それは今回のバルバトスには無かったところです。同時に、彼らの死も覚悟した上でその意思を優先するということはディムロスにはできないことでもあると思います。

更に言うと、モーゼスがそうまでして成し遂げようとしていたのは「シャーリィとステラを救うこと」で、言い換えると「仲間の家族を救うこと」です。一方バルバトスの目的は完全な私怨による「メルクリアを殺す」なので(致し方ない理由だとは思いますが)、ここもまた異なる点ですね。まあモーゼスも、これ以前にクルザンド軍にアジト襲撃されて沢山の子分を失っているので個人的な事情が微塵も無いというわけではないけど。でもその復讐にこだわっている素振りはありません。

 

ジェイの弄り相手なおバカキャラの面や単に家族思いだという面がモーゼスは取り上げられがちですが、それも立派な魅力の1つですが、山賊の頭として周りを引っ張るこうした面も私はものすごく好きです。なので、ザレイズ参戦したときにはオーダーの討伐スキルに「リーダー」を持っていてほしいと常々思っています。「ファイター」もしくは「闘志」や、採集スキル「ムードメーカー」でも似合うとは思うけどさ

先にコラボキャラに声優持ってかれたことによって、だいぶ飢えているようです。TOL要素など殆どなく張本人の影も形もない13章で、これだけこじつけて語れるとは自分でも思わなかった。おまけが長いわ。

あと漫画版レジェンディアも本当に大好きなんで、何度も言ってるけど機会があったら是非読んでください。あのシーンを踏まえた上でカッシェル戦もまた良いアレンジをしているんだ、ジェイとモーゼスの対比がとてもいいんだ。