ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

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●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

「も〜っと!」おジャ魔女見終わり

長い長い時間をかけて、ついに全4シリーズ全て見終わりました!5年以上かかってた! プラスでもう1作、「ナイショ」も見たので計5つ分の感想まとめ。ネタバレているよ

 

今までに書いた、過去シリーズの感想↓

yuki-19.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

再三言ってる通り、一応リアルタイムに見てたはずなんですけど、結論から言って内容は何も覚えてなかったね! この4作目が1番最後だから、少しくらい覚えてるかと思ったんだけどなw

終盤近くに登場してきた白い象の子に関しては本当に何も記憶なくて。こんなキャラいたっけ? ぬいぐるみ等が発売してそうなものでしたけど、全く見覚えなかったぞ。一種のテコ入れだったのかなと感じてしまいました。すごく重要そうに語られてた割に、物語最後の方は蚊帳の外だったし。記憶にないのはババもだけど…オヤジーデすらも覚えてなかったくらいなのでアテにならない記憶ではあるんですけども。

でもハンドル回して糸にビーズ通してブレスレットとか作るあのおもちゃの実物持ってたので、絶対に見てたはずなんだよなー。第3シリーズのおやつレシピDVDもあるよ、第2シリーズでオヤジーデが中に入ってたパソコンのおもちゃも持ってたよ、1番最初の変身タップとステッキも持ってたよ。だけど話の中身は覚えていない!

 

作中時間でも4年間分を見届けてきたわけなので、みんなの成長や変化を強く感じる部分が多くありました。その分、未熟なワガママ枠がハナちゃんと象に向かってたんだと思います。今のご時世でこんなキャラいたらネット上のコメントが荒れるんじゃないだろうかwってな感じの言動もちらほら。ハナちゃんは中身赤ちゃんだから仕方ないことなんだけど

性差の話、介護の話、将来の夢の話、進路決定の話などは小学六年生になったからこそできる話だよなあ。母へ自分の意見を伝えたいはづきちゃん話は、似た境遇の視聴者の女の子へメッセージを向けてるように強く感じました。芸能人だったりアメリカ帰りだったり、置かれた状況や性格が一般的な女の子離れしてる子が多いですけど、はづきちゃんはメインキャラの中で最も真っ当な少女をしてたので特に。

全体的に感動的な話の多いシリーズではあったけどこの4作目が1番泣いた気がします。何でこれで泣いてるんだよ、って不思議に思われそうなところでも時々。ラスト10話くらいはほぼ毎回泣いてたな…

進路等どんな決断をするのか、という結果は想像がついてたけど、過程がものすごくしっかりしているから退屈なことは全くなかったです。最終的な締め方を予感させるような話もそれ以前からあったし自然に入ってきました。

妹尾家の問題がやっっっっと丸く収まったのがとにかく本当に良かった…良かった…それがかなり大きな感想だなあ…

ただ小竹はドンマイ! 割といっぱい頑張ってたのに、最終話もあんなに勇気出したのに、エピローグで中学生になったどれみが告白してる相手はまた別の男子っぽくて「あれっ、えぇー?」って最後の最後で笑ってしまったよw まあ実際そんなもんかw

 

「も〜っと!」完結後に周年記念で以前制作されたという「ナイショ」も全13話見ました。こちらは存在すら初めて知ったので思いっきり初見。続けて見ると、時系列的には第3シリーズでの出来事だけど第4シリーズへの布石となる話が沢山あるな、とよくわかりました。制作時期を考えると後付けかもしれないけれども、当時入りきらなくてカットした話だったりするのかな。

先生かマジョリカのないしょがあるかな、と予想してましたが無かったわ。関先生メインの話がもう少し見たかった。意外というか想定外だったのは、某戦争に触れたことと友達が亡くなったことです…特に後者マジかこの作品で…

戦時下の描写はまあ、過去回想の一部だしばあやの年齢・年代的に一応察せられたしラストの台詞が最終話にも繋がっていたのですんなり受け止められたんです。でも後者は消化するまでかなりの時間がかかりました。アイキャッチ前の前半15分の時点でずっと不安で、「どう考えても死ぬ展開しか見えないんだけど……絶対この娘死ぬやつ……いやでも日曜朝放送の女児向けアニメ作品でまさかそんな……………そんな……………………」と唖然呆然だよ

実際に接して仲良くなった同年代の友達の死亡なんて初めてでは? 「ナイショ」は多分、当時子供だったけど今はもう大人という層に向けて作られたんだと思いますが、それにしたってこんな重すぎる話を出すとは。想像ついていたとはいえ思い過ごしだと信じたかったよ…。でも多分この話で最も見るべきは彼女のお母さんの心情なのかな…とても強い人だ…

 

「も〜っと!」での魔法を使わない魔女・ガラス職人お姉さんの話と、「ナイショ」の時をかけるお雛様・ふぁむの話は、何だか劇場版のような展開だと感じました。30分アニメであることは変わらないんだけども、少し空気が違ってた。

幼稚園児に理解できる内容じゃねえ!は全体的に相変わらずでしたが、ガラス職人お姉さん回は群を抜いて伝わらなかったであろう抽象的な話でした。台詞数も全ての中で1番少なかった気が。

メインの魔女見習いたちの中からどれみ1人をピックアップする話は、後のシリーズになるほど特別な感じが増していたような気がしました。単純に本人が後半になるほど目まぐるしい成長を遂げていますし。

 

「ナイショ」で最後の題材にひな祭りを持ってきたのが好きです。作品全体通してずっと見てきて「女の子の視点の、女の子のための物語」だという印象を強く受けていたので、女の子のための行事で締めくくるのはとても良かったと思う(※だからこそ男性が見る価値ももちろん有るはず)。あと当時の年間4クールだと、バレンタインやひな祭りのある2月〜3月には放送なかったのか? あるいは物語が佳境でそれどころではない? 考えてみればバレンタイン回が今まで無かったってのも不思議

また第1シリーズに戻って最初から見たいなー。多分これは無限ループになる、一生ループできるかもしれない。新作映画も見に行きますよ!その時はまた感想書きたいです