※双方ネタバレしかない
大した話じゃない上に割としょうもない結論になったんだけど、一応載せるだけ載せておきます。
シスコン狂犬お兄ちゃんとしてよくまとめられるセネルとヒスイ、そんな兄を抱える妹としてよくまとめられるシャーリィとコハクですが、本編中でこの兄妹を比べると色々と逆になってるような気がしました。というのを適当に軽く書いてみた話です。例えば単純に妹組の性格。コハクは快活で社交的だけどシャーリィは少し人見知りだったり。
ザレイズの水着合わせでワンクッション置くよ。ネタバレ大丈夫な人だけどうぞ
それにしても普通に戦えるなこのパーティ、戦力バランスいいなw 並べて気付いたけど、ハーツ兄妹の勝利ポーズ鏡合わせみたいになってて格好いいね
・妹の使命
シャーリィはメルネスとして、コハクはリチアの器として、という役目・目的を物語開始時から持ってます。そのことに対してシャーリィは決して積極的ではありません。反対に、コハクはリチアのためならと故郷を飛び出し旅に出るほどでした。
また、コハクの行動原理がリチアのため・友達のためであるのに対し、シャーリィがメルネスとして果たすべき役目の中には具体的な相手の姿がありません。水の民のみんなのため、と大雑把で抽象的。それなのに、その使命を果たすこと=最も明確に大切な人として思い描けるセネルを殺すことであるという鬼畜シナリオ。挙句にスパイだった件もバラされて信じられなくなるし。
使命を妨害するものが主人公の中にある、という点はちょっと近いね。クリードと陸の民。まあストーリー的にはよくあることなので別段取り立てて言うことでもないかな
・兄の守る態度(※序盤の話)
宿命を背負った妹、でもそんなことは関係ねえ俺の大切な家族だから守るんだ!という姿勢を貫いているセネルとヒスイ。そこは周知の通りそっくり。2人とも、その宿命のために妹が危険な目に遭うことを強く嫌ってます。擦り傷一つ付けさせたくないくらい。
セネルは、シャーリィの前に背中を向けて立って敵も妹も自分のところで止める・なるべく進ませまいとしているイメージでした。一方ヒスイは、コハクの後ろからガンを飛ばして敵を射抜いて脅威を取り除いているイメージがあります。妹が危険な道を行こうとすることに肯定的ではないけれど、止まらないならいっそ全力でサポートすることにしたという違い。兄の差というよりも、妹の性格の差に寄るところが大きいのかなと思います。
・それ戦闘ポジションのせいじゃね?
この兄妹比べて見るとちょっと面白いかも、と思ったのも束の間でございました。セネルとコハクが格闘前衛で、シャーリィとヒスイが術士後衛だからそういうイメージ図ができてるんじゃねーの?と思ってしまったのだった。
物語上のキャラ付けや行動が先に作られてて、それに合わせて戦闘面の設定を決めたのだとしたら、ハーツ兄妹は意図して考えられたもののような気がしなくもないですが。ヒスイがメインヒーラーって意外すぎるもの。TOGしかやってなくてミリしらだった頃はベリルだと思ってたよ。あんなガラの悪いヤンキー紛いな青年が回復の要なのは他にあるのだろうか