ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

漫画原作の実写ドラマを見るぞ【ヤンガル】

まず初めに。一般的な2次元オタクの例に漏れず、私はマンガの実写化というものが基本好きじゃありません。という前提をご理解ください。

でも今回お話しているタイトルについては、第1話時点ではそこそこ好意的な感想を持っていますのでご安心ください。全体的にオタクトーク。自覚はあります

 

アニメ化じゃなくて実写化決定、という発表を最初に聞いたときの正直な感情としては、喜びと不安が半分半分くらいでした。

社会の色々な少数派や生きづらさを感じている人へとても真摯に丁寧に寄り添っている物語だと私は思っていて、この作品の言葉を実際に社会の大勢に知ってもらうにはアニメより実写の方が適しているはずだろうと納得はしていたんです。単純に視聴層を考えると。

ただまあ、「実写化」というものに良い印象を抱いてないのも事実であって。原作無視した酷い改変される例がすごく多いんだもの…(´・ω・`)元々のお話が大好きであればあるほどそのダメージも大きくなるので…

私が危惧していたのは、倫理・道徳的な要素かラブコメ要素かのどちらか一方にだけ話が偏ることでした。それだけは本当に嫌だと思ってた。同情的で感動的なお涙頂戴にされるのも、恋愛面ばっかりどぎつく強調されるのも、どっちに転んでもそうなったらもう見ないぞと。この両方のバランスが私は好きなんです。

ひとまず番宣PVやCMの段階では視聴を続けられなくなる事態にはならなかったので1話も見て、その心配は大丈夫…かな…?という印象です。不安視していたその2つのバランスにだけ関して言うなら、私は今のところ問題に感じなかったですよ。良かった。

まあ最後まで見なきゃ評価も感想も言えないよという信条のもと、このまま見続けていきます。第一印象で「ウッ」となってそのまま一切受け付けられなくなる実写化というのが実はかつて何度かあったんですが、それを思えばよく見れています。1時間の1話を見続けていられたというだけで、まず個人的に「原作マンガ既読の作品の実写化」としては十分です

 

ここからもうちょっと具体的な話。若干原作漫画のネタバレっぽいような話もあります。気にする方はここで止めておいてくださいな

 

 

 

放送前の紹介映像を初めて見たとき、空ちゃんと青野君は特にすごく雰囲気出てるなってびっくりしました。これは本当に好き。1話からけっこうしっかり登場してくるのも良い変更です。

逆にハチ子と花男は完全に別人と化していましたが、実写での世界にうまく溶け込ませるためのビジュアル変更ということだろうし大きな不満ではありません。メカクレ女子も小太り低身長グラサンスキンヘッド(改めて書き出すと特徴山盛りだなw)も漫画だから可愛いデザインだと思うし、キャラの中身さえ変わってなければ全然大丈夫。ハチ子のお話がそのままならそれでいいし、花男が癒し枠ならそれでいいし。ハチ子vsユキコ回(※誤解を与えそうな書き方)が本当に大好きなので、それさえ残っていれば外見や細かい設定が別人となっていても平気だと私は思います。どこも変えないでいてくれ。

改変というもの全てが悪いんじゃなくて、意味の無い改変が悪いのであり何もわかっていない原作無視の改変が許せないだけなので、よりリアルに現実世界へ溶け込ませるためのアレンジに感じる本作ではあまり拒絶感が無いです。まあ今後どうなるのかはまだわからないのですけど。

タイトル回収を第1話でしてしまうのは随分と早いな、と思った。今後特に関わってこなかったら本当にこの1話のためだけにタイトル変えたのかとびっくりしますがw それも含めて、とにかく見続けますよー