ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

スズライト5、ネフィリー

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ネフィリー(ティティ)、7/16誕

屋敷の秘密

ティティと名を受けてスズライト外れの屋敷に生まれた彼女は、敷地外に出たことがなかった。美しい草花が溢れるこの屋敷に不満はないが、外の世界にも少なからず興味は持っていた。

ある夜、彼女家の地下でおぞましい光景を目にする。優しかったはずの父と、「悪魔」。恐怖と命の危険を感じたティティは、なりふり構わずに屋敷の門を飛び出す。

世間を知った小娘

庭の高い柵の向こうには荒れ地が広がっていた。どうにかそこを逃げ切った後に、彼女はゼクスと出会う。彼と話して、自分が普通ではないことも知った。植物を自在に操ること、動物と会話することは誰にでもできることだと思っていたのだ。

自分と同じく何か事情のありそうなゼクスと、渋々ながら共に行動する。この日以来、彼女は自らをネフィリーと偽って名乗り出した。自分を無条件に助けてくれた彼に気を許したのも束の間、強硬手段に出た彼女の追っ手の前にゼクスは倒れてしまう。

求めた世界のはずなのに

自分が彼を巻き込んだのだと責任を感じたネフィリーは、それまでのティティとしての高慢な態度を取らなくなる。1人逃げ込んだ先のスズライト魔法学校で普通を装い暮らしながらも、その心は逃亡していた時間に執着していた。

ホウキレース会場で再びゼクスと会うが、彼は彼女のことを一切覚えていなかった。無事であることに安堵し、再会を喜び合いたかったが、彼の為には忘れられていた方がいいという思いも同時に抱える。

平穏の崩壊と帰還

ゼクスと他愛ない言葉を交わせるようになり、これでも十分だと思っていた矢先に、屋敷からの追っ手がとうとう校内にまで押し掛けてきた。これ以上関係ない人を巻き込まないよう、ネフィリーは自ら名乗り出ると屋敷へと戻されてしまう。

だが彼女には、ゼクスの記憶に関わる情報を探そうという目論見があった。そしてその推測通りくりぬかれていた記憶を発見、再び屋敷から脱出。その際に屋敷は燃えてしまっている。

手に入れた幸せ

ゼクスの元へ向かう途中で神隠しに遭うが、助けにきた彼によって無事に帰ることができた。記憶も戻り、本当の再会を果たす。屋敷の一件で寮を出てから帰る家が無かったが、ゼクスの申し出を受けて一緒に生活する約束をした。

 

・担任と友人の存在

学生寮の空き部屋に逃げ込んだネフィリーを発見したパルティナは、彼女が転入する手助けをしてくれた。転入先のクラスでミリーは仲良くしてくれた。そのため、ネフィリーは彼女らに深く感謝している。

・性格

元来のお嬢様然としたキツイ態度を抑えて口調も変え、控えめにしているものの、時々素が出てしまう。だが一連の出来事が片付いてからは、2つの性格が適度に混ざったものとなっている。

・家事はできない

よく意外だと言われているが元々お嬢様なので、家事全般において経験はゼロに等しい。ゼクスと暮らすようになってから特に努力している。髪を結うこともできなかったが、彼に褒められてからは自力でお団子結びができるくらいには練習をした。

・暗闇が苦手

屋敷での一件がトラウマになっており、それを彷彿とさせる暗いところには長時間いられない。