ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

勉強のために読んだ小説たち

自分の文章・創作小説へ活かすために、という目的でチョイスし読んだ本について覚え書きを綴ります。小説の書き方!みたいな指南書ではないです。どういう風に描写しているのか知る&学ぶための参考文献といったところ。研究とも言うかも?

勉強と言っても趣味は趣味なので、まあ単純に楽しく読んだ作品でもあります。物語は読むのも書くのも大好きです!面白かったです!!

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「クラスメイツ」

学びたかったポイント:①中学生の日常生活(+それに伴う悩みや人間関係の衝突)②群像劇

 

おジャ魔女どれみの、魔女見習いじゃない同級生達の話が好きな人に刺さりそうな本だと思う。どれみ達や魔法の存在を引っこ抜いたようなイメージです。色々な人の視点から1つのテーマの話を紡ぐ・繋げるのがやっぱり好きだなー。

中学生だったり学校だったりに対する自分の中の感覚が薄れている気がしたので、どんな風だったか私自身の記憶も思い出しがてら。その目的に最適の本を選べたと思います。結局半分以上趣味感覚で楽しんでました!w

概ね前向きな展開ですがたまに仄暗い側面や綺麗事で片付かないエピソードがあったりして、そういうところもおジャ魔女スピリッツを感じた部分でした。

 

バレンタインの話が特に気に入ってます。ラストシーンに全部持ってかれた。何この…何……?と言いたくなりましたw この時の彼の気持ちをx文字以内で答えよ的な文章問題が頭に浮かんでくるくらい、渡された側に同情する気持ちが強かった。1番面白かったですw

この次の本も同じなんですが、あだ名がそのまま名前として台詞以外でも使われるところが好き。きちんと姓名もあるけど、クラスメイトからの呼ばれ方で地の文にも書かれる。なので頑なにフルネームで呼ばれ続ける子もいたりして、そういう特徴の付け方があるんだなあと1つ学びを得ました

 

 

走れ!T校バスケット部

学びたかったポイント:①中学の運動部の様子②スポーツ描写、特に練習風景と試合の描き方

 

シリーズものなのだけど、現時点では1巻だけ読んでます。2巻は読んでる途中で買ったのでこれから読むよ

実を言うと本当はサッカー小説を探していたのですがうまいこと見つからず、バスケットならまだ共通点のある競技かなと選びました。ターン制じゃない(=攻守が頻繁に入れ替わる)球技という点で、野球やテニスや陸上などよりは近い気がする。

何年も先の話だとは思いますが、スポーツ描写を書くかもしれない予定があります。でもどういう書き方をしたらいいのかが全然イメージつかなくて、わからなかった。スポーツジャンルの物語って漫画やアニメではそれなりに見たことあるんですけど、小説で読んだ経験がほとんどないんです。今からでも少し、勉強を兼ねて読みたいなと。

(まだまだ未定&仮なんですけど、①シザーvsレルズと②キラ&スティンヴvsゼクスのサッカー勝負をやりたいなあとぼんやり構想してます。男子生徒キャラが勢揃い)

 

重要度の高い一大イベントの試合、それ以外の試合、試合以外の練習、その他日常場面など、それぞれどれくらいのボリューム(テンポ感?)で描写するのがいいのか?がまず学ぼうとしていた点でした。この辺りは運動部の話なら種目は何でも大丈夫そうなところ。ただ、中高生の部活動を描いた小説作品を探していくつか本屋で立ち読みしてみたら、保護者視点が主体になる場合が多かったんですよね。それはそれで面白いけど今求めているのは違うのですごめんなさい…

あと他に知りたかったのは単純に、試合中の選手たちの追体験ですね。私は運動得意じゃないし勝利に燃えるような情熱も持ってないし、自分で体験して書くということができません。スポーツ自体はするのも見るのも別に嫌いじゃないんだけどね。だから自創作に書こう、書きたい、と思っているわけですし。私の小説は自分が好きなものや興味のあるものや自分自身のことばっかり書いてるよ。

期待通り、試合描写の仕方はとても勉強になりました! 手足の動きや一瞬の攻防、試合全体の運び方、そういった細部は重要な試合であればあるほど入念な書き込みをすること。時間をゆっくり流すこと。そうあるべきだと推測はしてましたが確信を得たし、密度の差の付け方や小説としてのペース配分の感覚も学べたよ。

しかし私はプレイヤーじゃないから、肝心の部分がわからん!想像にも限界があるし! 迫真のリアリティとまではいかなくても説得力は持たせたいんです。アニメや漫画の文字起こしが練習になるとは思うんですけど、まずは参考文献を読みたいよ。カタカナな専門用語の知識も足りないなあ。そこは父や兄弟が昔購読していたサッカー雑誌が資料として役立つかも…? 少年少女向けのテクニック講座みたいなコーナーが確かあったはず…

いつか本当に今の構想通りの話を書く日が近付いてきたら、キャプテン翼から適当に1試合もしくは1巻選んでノベライズチャレンジしてみますかね。書ける・書けないは二の次で。仮に書けなくたって、書けないということを知るのもまた勉強だ。ただこれは思いつきで無責任に話していますよ(´∀`)

サッカー少年が主人公の小説は引き続き探そう。一般小説じゃなくて、いっそ児童書の方が見つかったりします?

 

バスケがテーマのこの本で、聖書の教えに出会うとは思わなんだ。全く予想してなくて驚きました。全編通して真っ直ぐに爽やかなスポーツものだっただけに、その周りだけ少し雰囲気が違って印象的です。不思議な、言い換えればスピリチュアルな出来事。どういう意図で入れた展開なんだろうか。

元々は1巻で完結させるつもりだったんじゃないかな(=人気出たから2巻に続いたんじゃないかな)、と終わり方を見て思ったりしましたが、まあ真相は不明である。舞台や人物もどこまでモデルがあるのか。著者の実体験なのかも…?とも思う点がいくつかありましたが、余計な詮索ですね

 

 

連続で中学生メインの話を読んだので、次は別方向のものを読みたいなーという気持ちが強まってます。今度また勉強目的で読むときはファンタジーかな。これこそ完全にただの趣味にはなるんですが…ww