前から細々と編集していた、文芸部時代3年分の短編小説集ができましたー！やったー！
これ↑の完成形です。数週遅れの自腹誕プレ2023。金銭的な意味でも労力的な意味でも自腹！私による私のための文庫本だ(｀･ω･´)
11月の文学フリマで本を頒布するにあたり、初めて自分で印刷所へ注文してきちんと製本する工程を取るのでそのリハーサルとして作ったものになります。特に新規書き下ろし作品はなく、文章への加筆修正もほぼせず、後書きを少し書いたくらいですね。主に文芸部内で書いた作品の再録です。他に、高校卒業以降に単発で書いてた短いお話2本もついでに収録。ほんの15頁程度です。
1冊目はこれ（創作進捗(～2023.6) - ヒトリゴトページ。）。このときが本当に第1回で、頁数は控えめに90頁ちょっと。
第2回となる再録本はその倍以上、おおよそ330頁となります。本番の『小さな月明かり』第1巻がちょうどそのくらいの分量になる予定なので、お試しにピッタリだったのです。同じ内容で試作と本番の2回作るより、どうせなら色々な種類が欲しいですし。新しく書かなくても本文あるんだし。
この厚みで本にして捲ったときに内側部分がどう見えるか。そこが特に大きな確認ポイントでした。いわゆる、本のノド。
内側のみ余白を広めにとって作っています(製本用語で綴じしろと言うらしい)。頁数の多い文庫本なので中綴じではなく、無線綴じのくるみ製本想定です。
多分、通常の余白でも潰れて読めなくなるようなことはなさそうだけども、私自身は余白広い方が読みやすいかなと感じました。本番もこっちでいきましょう。左右を間違えると大事故なのでそこだけ厳重注意。奇数は左、偶数は右に置く！
製作手順の練習も兼ねてましたが、それは2回目でもうだいぶ慣れたので目的達成だろう。表紙カバーのデザインにはweb上の無料サービスをお借りした上で、あれこれ手を加えております。本来カバー用の画像ではないので背表紙や横幅を付け足したり、キャラクターイラストを貼ったり。
自作絵の部分は相変わらずの使い回しです。お馴染みになっていてほしい立ち絵。
自分の趣味へ一直線に突っ走った可愛い表紙で満足(´ｰ｀*)でも恐らく本文の内容とはあんまり合ってないですねw そもそも各短編に統一感がなさすぎなんですよw
＜special thanks＞
とっても重宝いたしました。ありがとうございます！
今後他に書籍として文章をまとめる機会があったら、依頼を受け付けてる絵描きさんに頼んで表紙や挿絵で登場人物達を描いてもらうようなこともしてみたいです。自創作の絵を描いてもらえるのなら何よりも私自身が1番嬉しいのですよ。
自分でも絵は描くけど、満足いく出来栄えのものを作れる気はしない。人に料金払っていただけるほどのクオリティじゃないとも思ってますし。描くこと自体は好きですけどね。絵の勉強を頑張る時間があるなら、今は文章で物語をより多く書き出す方にあてたいんだわ。
字書きと絵描きのマッチングサイト的な場所もあるんだっけ。だいぶ未来の話になるはずなのでまだあまり調べてませんが、少しだけ聞きかじった情報。いつか利用することがあるかも、ないかも。『～月明かり』のシリーズは今回のように同人誌表紙メーカーさんを頼って作っていくつもりです。
書籍の現物は自分用1冊しかありません。非売品ということで。でもせっかく300頁越えのPDFデータがあるので、電子書籍としてダウンロードできる状態にすることを考え中です。
この再録本にはお試し製本1冊目の小説も全て含まれているため、データ頒布するのは再録本1冊分のみ。300頁以上あるボリュームですが、色々と思うところがあり無料配布予定。軽い気持ちでのんびり目を通していただければと思います。
まだ少し準備中なので、用意ができたら改めてご案内しに来ます(･ω･)ﾉｼ
本番となる文学フリマについては、スペース番号が発表されましたので［創作小説公開場所：concerto］のTOP固定記事にも案内を貼りました。
時間と場所の都合がつくようでしたら、足を運んでもらえると嬉しいです。こちらもまた、頒布物などの詳細が確定したら再度お話しようと思います！
