ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

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●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

思い出話

【創作】ミリーまとめ

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 [創作小説公開場所:concerto

過去絵を織り交ぜながら、主にミリー関連の内容で110話までのあれこれ。後書きと呼ぶにはノリが軽すぎる。ただの自己満足です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「pianist」「singer」「gift&blessing」の3回に渡るミリー編。初期案だと、過去編を「pianist」で描いてそれで完了だったはずなんですがね…すごく延びたね…w

 

ミリーちゃんは第一部・太陽に照らされる(仮題)の主役の1人でした。ルベリーとレルズのメイン回も含まれてるけど、学園祭は元々ミリーのための舞台として作っています。ミリー編に関係する以外の話も全て突っ込んだ結果、こんな長さになってしまいましたがw

書いといてなんだけど、私自身は頑張るアイドルの気持ちも応援するファンの気持ちもあまりよくわからないので、少しだけ現実のアイドルやファン感情を調べて勉強したりしました。現実のことだったり、アイドルを描いた作品を数点だったり。そんな付け焼き刃のため、多分リアリティは無いんだろうなあと自分では思ってます。特定の芸能人を強く推すほど好きになったことないし、興味自体そんなにないんですよねー

(※主に参考にしたのは推しがストーカーになった某漫画、偶像となる少女たちの熱い少年誌バトルノリが炸裂する某漫画、monaちゃん)

ルベリー、レルズ、ミリーの3編では、掲げたテーマは概ね一緒です。それぞれ微妙に異なる部分はあっても、最も深くの大テーマは共通しているつもりで書いています。

yuki-19.hatenablog.com

レルズ編で明言せずに伝えようとしていた件の答え合わせも、このミリー編の中に含まれてます。レルズ編が想定より大掛かりな話になったことで、今のようになりました。

 

ルベリー編もそうだったけど、過去回想こと前編は妙に百合百合しくなったなと自分で首を傾げている。これは俗に言うクソデカ感情というやつ? だとしたら多分今後そんなんばっかりだよ、男女も男男もあると思うよ。兄弟も姉妹も姉弟もあるし。兄妹はスズライトにはいないが。これからは男男が増えて女女は減っていく…と思ったけどそうでもないかもしれん。誰よりもまずティーナが残ってたわ。比率的にも女子の方が多いですし。

ミリーとクレアとネフィリーと、誰から誰への感情が最も強く重いと考えるのかは自由です。明言してないので各々の好みに委ねます(´ω`) ミリーとネフィリーが仲良くなるまでのエピソードは双方の過去編でカットになってしまったので、今後どうにかこうにか機会を見出したい。どっちでも最初は書いてたし展開もほとんど決まっているのですが、「いやゼクスの話題で統一したいな…」「いや歌の話でまとめに入りたいな…」とどっちでも没る羽目になった。

ミリー編は前後編ですが、両方で色々想定外の変化がありすぎました。話の流れや結末が大幅に変わる事態にはなってないですけども。元々は死者の姿に変身して自分を責めるほどのことはしなかったし、レルズのことは全く眼中になかったし、パリアンと入れ替わったりもしなかったはずなんだわ。何でこんなに変わったんですかミリーちゃん。

最後のはミリーというよりパリアンのせいですけどね、間違いなくw パリアンは初登場回の時点でも予定外の行動ばかりしていたw 入れ替わり展開のことは偽ミリーだの影武者パリアンだのと呼んでました。

ミリー編ではわざとルミナの関与することがほとんどないようにしてるんですが、パリアンのおかげでルミナとの繋がり自体は保てたような気もします。でもそもそも、パリアンがこんなにルミナ大好きになったこと自体が予定外なんだけどな…?w

学祭がミリー用の出来事であるのと同じように、元はパリアンもバレッドのためだけにいたようなキャラです。ミリー編ではチョイ役止まりだったはずなので、ルミナとパリアンの接点はまともに考えてきてませんでした。なのに、きちんと本編書いてみた結果があれ。チョイ役とは? これにより、この先また描写すべき展開が多分増えましたw

そんなミリー編の、特に後編以降で意識したNGワードは「月」。彼女のピアスを除いて。 主役コロコロ変わるし全く登場しない話も沢山あるけど、一応全体を総括しての主人公はルミナだと言い張ります。少なくとも私はそのつもりで、それを示すために語り手を任せてあがいている。

 

犬猿ペアの喧嘩を本編の中に捻じ込んでおいて良かったな…まさかこれが後のヒントになるとは…ww 元々はただ私が書きたかっただけでやったことなのに、思わぬ伏線となって自分で困惑しましたw 学園祭で先生方の影が薄い(それどころか当初は出番ゼロだった)問題も、影武者パリアン展開が浮上してきたおかげで2人とも即解決しましたからねw 偽ミリー展開はマジで天才かと自画自賛でした

ルミナ達は気付いていないけど、読み手へ隠すつもりは全くなかったです。本物ミリーはパンケーキをネフィリーに食べさせてもらうけど偽ミリーはたこ焼きをルミナに食べさせようとする、というところは気付かれなくてもいい伏線。ミリー本人じゃないことを示すヒントとしては他の言動が本命なので、そっちで察してもらえればいいです。ただ、ネフィリーとのあれは取ってつけた百合描写じゃないつもりなんですよっていう主張だけここに残しておく。

 

ついでに言うと学祭は地味にスティンヴの展開も大きく変わってました。1人だけ大して何の事件もなく超平和なスティンヴ。花束はミリーのためだけに用意してたアイテムなのに、彼にも渡すことになるとはw

優勝させたのは、何かと不憫なスティンヴに報いを…と考えた末の一環です。学祭のスティンヴの展開は全て新規なんだけどポンポン出てきて面白かったw しかし何故いつも、私からのご褒美のつもりで作った展開は手放しに喜べないような形に進んでしまうんだ。結局また若干不憫になったところあったよ。ごめんなw

スティンヴ&ミリーも、あとキラ&ミリーもちょっとした共通点がある面白い組み合わせだと思っていて、短くて地味だけどこれまでにも何回か絡みがある2人なのでまたどこかで何かしら書けたらいいな。メインになる人間関係ではないですが。

 

肝試しの場所から死のイメージがあるところを外したり、その時ルミナに人魂(っぽいもの)を見せたり、幽霊が出る世界観だという話をちょびっと出したりしたのも、全部このミリー編のためです。身近な友人を亡くしている人が参加するので、墓場や廃病院なんかでの肝試しだと洒落にならなくて駄目だったんです。諸々の伏線回収までは本当に果てしなかった。人魂っぽいものの正体と種明かしももうすぐ…のはずだけど、そのもうすぐって何ヶ月後なんですかね…もしかすると来年になっちゃうかもしれないですね…

ルミナはミリーの過去編について一切知らないので、彼女が語る通常の地の文でもクレアという名前は出てきません。それでも読み手に彼女がクレアだと伝わるように、色々準備してました。きちんと伝えられたのだろうか。

ルミナの知らないことだから語れない、というと、職員室での先生たちだけの会話なんて本来話せるはずがないところなんですけどね。でもそれを抜いてしまうと話がますますわかりにくくなり、ただでさえ少ない先生方の出番も更に減るので強引に通していますw 直接的な言葉で心情を説明することはしないように気をつけてますが、まあ悪あがきに過ぎないです。結局のところ私の裁量次第である

 

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カラオケボックスが存在するという設定、本編で使う気ゼロだったのに出てきたのも意外だった。絶対に出す必要ないと思ってた。ちゃんと本文中で設定の補完はしたいです。

 

 

ここまで再掲したもの以外の、本編中の落書きたち。

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なっっっがい付き合いになってるよ本当に。うんうん唸りながらずっと楽しく書いてるよー

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過去回想(と一部の番外編)にしか登場しない故人なので立ち絵は用意していませんが、クレアのビジュアル設定自体は10数年前の初期案の頃からあります。

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話数が盛大にずれている。後から分割することにした部分なので…と言い訳したところで結局ずれてることに変わりはないがw

ミリー、パリアン、バレッド以外の、学園祭編に登場した全員を1話の中に登場させることが「星々が集う」のノルマでした。詰め込んだ。顔出すだけになった人もまあ多いけど。大人数絡ませるのはしんどいですって

この辺はちょっと内容フライングですが、本文で書けるのは早くても多分3~4年以上先のことになってしまうので話半分程度の気持ちでゆるくどうぞ。

おちゃらけたパリアンがボロを出さずにミリーを演じ切り、生真面目なパルティナの方がうろたえてヒントを出すっていう形になったのが自分でもかなり気に入ってるところ。

うっかりバレッドさんもお気に入りポイント。バレッドは作者公認チート男なので基本的にやりたい放題しますが、そういう人の完璧じゃない面が出せると楽しい。ギアーの怪しい挙動をチラ見せできたのもほんと天才。

パリアンの自由すぎる行動により、ギアーもパルティナもバレッドも平静を崩して若干情報をもらしたのは思わぬ副産物でした。ミリーの解決編であると同時に今後のフラグ回でもありましたが、これも当初はそんな予定なかった。本当にパリアンが超大活躍で、裏のMVPでしたわ。

 

その他の過去絵、新しい順で遡る。普段の落書きでは明るい表情が多いです。しかし本編で描かれる過去の事情は重くて暗いミリーちゃんでした。

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物語に関わっているので、誕生日関連だけ最後に個別で。誕生日は個人の性格付けを想像して、星座占い+365日占いを参考に考えています。なので2人が12月の頭と末になったのは偶然。

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かなり大きめの山を乗り越えましたが、ミリーもまだまだ出番があるよ!過去編じゃない12月イベントがあるよ!いつになるんだ!?

作中で日付の明記はしませんが、スズライト学園祭でだいたい9月の想定。その後10月14日が双子お嬢様の誕生日。本文中でも予告している通り誕生パーティがあります、そこでも群像劇が火を吹く長編パートを書きます。本当に12月が来るのはいつになるんだ………