ヒトリゴトページ。

主に創作の話とゲームの感想、プレイ記録。テイルズオブ多め。更新は不定期です。

「好きなものを、好きなように、好きなだけ」をモットーに書いていく、創作とゲームの話がメインのブログです。

●2021.3[創作小説公開場所:concerto]にて創作小説の投稿再開してます。

【一次創作小説】『小さな月明かり』第1巻

文学フリマ東京37」で頒布開始します!

c.bunfree.net

2023/11/11(土) 東京流通センター
●出店名:雨音の夜
●カテゴリ:小説|青春・学園
●ブース:第二展示場 Eホール く-14

「小さな月明かり (1) 初夏」A6/本文366ページ/¥500

真面目な紹介文については上記イベントのWebカタログの方をご確認していただきまして、このブログの方ではもうちょっとラフに私の好きに語ろうと思います。もう長いこと昔から、このノリで色々喋ってますしね。

 

 

 

同人誌表紙メーカーさんで作ったデザインの表紙が目印です。背表紙&裏表紙、全体の横幅は編集加工しています。

裏表紙の人物シルエットはA組の4人。左からルミナ、キラ、ネフィリー、パルティナ。本文の内容に合わせ、全巻通して主要キャラ全員を表紙に載せたいです。既に構想はだいたい決まってます。ラフ・下書きもそこそこ。

 

未だに完結してはいない創作小説だけど、今ある分までで紙の本にしてみる計画をじわじわと進めてます。その表紙案・3巻分です。

創作らくがき - ヒトリゴトページ。

ちょっとずつ描くよー

キャラデザインに力を入れていない弊害で、シルエットにすると特徴がほぼ無くて区別しづらい人が結構います。困っているw ポーズや手足の太さ・背丈の差、一緒にいる面子でどうにかするしかないですねえ…

 

内容は[創作小説公開場所:concerto]で言うところの、1話「無知な少女」から48話「いつかまた逢う日を」までを第一巻・初夏としました。

自分用に、各巻の副題とキャラクター配分についてメモしたものを貼っておきますわ('ω') →くるっぷ ※表紙案は既に若干変わっています※

 

書籍での各章タイトルは私の裁量でまとめているので、消えたサブタイトルがかなりあります。今後もそうなりますw

第一巻のラスト「幕間」は書籍版のみの書き下ろし。ですが実質的に、既存のあらすじの焼き直しなのでそこまで重要な内容ではないです。なくても物語の進行に影響はありません。一冊の本の終わりとして区切りをつけるために書き足したパートです。

 

その他にも、書籍での頒布に伴って軽い加筆修正をしてます。大きめな編集点があったのは以下のポイント。

 

1.ジョウロ

yuki-19.hatenablog.com

真っ先に直したわよ!!

これにて、スズライトからはジョウロという物の存在が消されました。

 

2.エレナへのお悩み相談

9話「思いは形となって」の前半部。シンプルに、会話の流れに違和感があったので書き換えました。展開は特に変わってないです。

 

3.パルティナ先生からルミナへの補習授業

加筆修正したのは4話「心に根差すもの」の冒頭。ここは元々、後から詳細を明かすつもりで一旦省略した書き方をしていました。省略というか、詳しく描写せずに流してた。

内容と作中の時間がようやく進んできたので、過去に戻って別視点を描けるようになったところがいっぱいあるんですよ。

7月の創作反省会 ※8/2追記 - ヒトリゴトページ。

 

キャラがほぼ出揃って(唯一未登場のパッシェルは本当にごめん)情報もちょっとずつ出せてきて本編序盤の時間軸へ遡れる段階に入ったので、時間の流れは今後更に遅くなっていきます。「あのとき何してました」「あれはこの場面のために書いたシーンでした」「あの台詞はこの展開のためのものでした」のターン。

わざと詳細に書かないで進めたところに関しては特に、やっと明かせるぞー!!っていう内容ばかりなので楽しくやってます。

2022創作話 - ヒトリゴトページ。

この辺りの件。まだまだいっぱい、未回収の伏線は山積み。がんばる。

補習の話は、ルミナ視点ではなくパルティナ視点の物語として描くことに意義がある場面です。本編が進んでようやく描けるときが来たのでそれに合わせて、ちょい出しの序盤部分にも少しだけ描写を書き足しました。今回のところ自体はまあ、大した内容ではありませんが。ルミナは知らないし今後気が付くこともない、パルティナ先生だけが語ることのできるお話です。

だから第一巻の表紙に先生もいるんです。ルミナ視点だと全体的に存在感は薄く見えるけれど。読み返し前提の作りなのよ。

沢山の人の目を引くことより、1人の人に何度も読み返してもらえることを目指したいなって最近になって思い始めました。細かいところにいっぱい意味を込めて伏線を潜ませているつもりだし、読み返し前提の作りをしていると思うし。

一筆入魂 - ヒトリゴトページ。

 

文章の追加・書き換えが顕著なのは上記3点。とはいえどれもそんなに大量ではないし、物語の流れに変更も一切ありませんので、絶対欠かせないということもないよ。

表記の調整も完璧ではなく、もう既に抜けを数点見つけてすらいます。最初から完璧は目指してないし許容範囲だけど。とりあえず物語が出力されればいいのだ。

 

私が一生を懸けてでも描き切りたいと思っているあのお話は、特に10代の自分へ向けた励ましと肯定の物語なのかもしれない。だから描きたいのかもしれない。どこまでも自分本位っすねえ…

長期スパン - ヒトリゴトページ。

自分のために作った本をおすそ分けする、そんな感じのスタンスでいます。『小さな月明かり』は特に。なのであまり部数は刷ってません。その内の2冊が私自身の保存用と、会場内の立ち読みブースでの展示用なので、頒布部数は本当に少しだけの用意です。一桁です。東京会場すごく広いですし、無名も無名で絶対埋もれますからねw

11/11(土)のイベント後、お声がけが特に無い限りは電子書籍オンリーに切り替わります。ひとまずBOOTHの予定(篠崎とゆきのBOOTH)。

加筆修正版のDL頒布を始めるからといって、Web上の無料掲載版(創作小説公開場所:concertoくるっぷ)を取り下げる予定はありませんのでご心配なく。全てそのままなので、基本的にはそっちで読んでもらえれば十分です。それで加筆修正した部分に興味を持ったり、縦書き文書データで手元に欲しくなったりした際に、電子書籍版は利用してもらえれば幸い。

何はともあれ、まずは文学フリマ東京37当日! リアルイベントに初めてのサークル参加、初めての自創作頒布体験です(高校・文芸部時代の学祭で部誌の販売をした経験はありますが)。ご縁があればよろしくお願いします(*・ω・)ノシ